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北朝鮮に拘束のアメリカ人大学生なぜ昏睡状態に?人体実験で脳損傷か?

投稿日:2017年6月20日 更新日:

2016年に北朝鮮を観光旅行中、窃盗の容疑で拘束されたアメリカ人大学生オットー・ワームビア氏が長期の昏睡状態の中解放され、アメリカに帰国後、帰らぬ人となりました。

 

なぜこんなことになったのか様々な憶測が飛んでいます。拘束された北朝鮮というお国柄、脳損傷を受けたのは、拷問や人体実験ではないかというおぞましい噂がまことしやかにささやかれています。

 

ご家族には、本当に気の毒な出来事でした。この一件で、皆真相を知りたいと願っています。現地のメディアの報道も追いつつ、この件に関して調べてみました。

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北朝鮮に拘束のアメリカ人大学生なぜ昏睡状態に?

さて、皆さんは北朝鮮という国は観光で行けない国だと思ってはいませんか?何があるか分からないので決してお勧めはしませんが、日本人でも観光目的ならば行くことが出来るんです。

 

但し、観光コースを事前に決めて、現地ではガイドと一緒に行動することが条件です。日本と北朝鮮は国交がないので、ビサの申請は国交のある国での取得を行います。

 

今回、北朝鮮で拘束されたアメリカ人オットー・ワームビア氏は、2016年1月に北朝鮮を観光目的で訪問。

 

事の発端は、オットー氏が北朝鮮の政治スローガンの展示物であるポスターを盗み、空港で拘束されたことです。

 

政治的スローガンの展示物とは、北朝鮮への愛国心を煽るような展示物だったということです。

 

だいたい想像がつきますよね。

 

その後裁判で、同氏には北朝鮮への敵対的行為とみなされ、15年の強制労働の判決が下ります。

 

窃盗で15年ですよ?信じられますか?

 

盗んだのはまずかったですが、この重すぎる刑に人権擁護団体も非難をしました。

 

なぜオットー氏は窃盗を働いたのか?

その後に許された記者会見では、オットー氏は北朝鮮へ渡航する前に知人より、北朝鮮の展示品を持ち帰ってきたら、車をあげるという約束をしたそうで、盗んだことを認め謝罪しました。

その時に、懇願するオットー氏の様子。

しかしながら、謝罪が通じるはずもなく、減刑や解放には至りませんでした。

この得体の知れない国に行ってしまったということも、そこで窃盗を働いたことも非常に浅はかな行為ではありましたが、ここまでのインパクトを予測できなかったことは気の毒だったとしか言いようがありません。

しかし、北朝鮮の強制労働といえば、1日20時間の劣悪で過酷な労働を強いられ、1年以内に大多数が亡くなると言われていますが、まったく情報の公開がないので、解放されるまでの間どうしていたのか、状況が全く分かりません。

 

なぜ昏睡状態で解放に?

そして、オットー氏は、今回昏睡状態で解放され、アメリカへ引き渡された後に帰らぬ人となった訳ですが、注目されているのは、なぜこんなことになったか?ということです。

 

北朝鮮側の説明によると、1判決の出た数日後に、ボツリヌス中毒になり睡眠薬との相乗効果で1年以上も昏睡状態に陥っていたとのこと。

 

そんなことってあると思います??なんだか解せないですよね。

 

ボツリヌス菌は、神経に作用し、適切な治療をしなければ、死を招く恐ろしい細菌ですが、そこがどのように昏睡状態に結びつくのか、専門家ではないので分からないのですが、、、

 

アメリカの医師によると、ボツリヌス菌中毒の症状は見られないし、それで昏睡状態に陥る可能性は低いということで、北朝鮮側の虚偽の説明と見られています。

検査の結果では脳の大部分が損傷しており、呼吸停止で脳に酸素がいき渡らなかった状態と合致する。とのこと。

また、外傷はなかったとのことですが、オットー氏の両親は、息子が北朝鮮で虐待や拷問を受けたと推測しています。

 

しかし、何から何までが非常に後味が悪く、疑問しか残らない事件です。

普通にしていれば、呼吸が停止する事態になど陥るはずもないので、心肺停止が起こるような、何かがあったと考えるのが普通です。

心肺停止に陥る状況の一因に心臓疾患が考えられますが、アメリカのメディアによると、オットー氏は若くて極めて健康。身体的には何の問題もなかったとのこと。

現地メディアの見解では、睡眠薬が投与されたということですが、何か心肺停止を招くような薬を投与されて、そのまま治療がなされず脳に重大な損傷を負ったのではないかという声もありました。

心肺停止に陥ったら、一刻も早く措置しないと脳に酸素が行かなくなり、重大な障害を引き起こします。

一つ疑問に思うのは、なぜ1年近くも昏睡状態であることを言わずに、今頃返してよこしたのかということです。

北朝鮮側はオットー氏に対して、少なくとも、栄養管理などの延命措置は行っていたようです。

死なせてしまったらまずいが、お荷物になったので返した。もしくは見せしめというのが真相ではないでしょうか。

昏睡状態でも生かしておいたということは、何らかの事故であった可能性も否定できません。

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真相は人体実験で脳損傷か?

ここへきて、オットー氏は人体実験の被害になったのでは?というおぞましい噂が囁かれています。

というのも、脳を損傷させる外傷の跡が認められず、昏睡の原因が不明。ということで、ならば人体実験を受けたのではないか?という疑問がわきあがってきています。

北朝鮮国内では、未だに人体実験が行われていると言われています。事実関係は不明ですが、あり得る話です。

確証はありませんが、ツイッターでは、やはり人体実験説がたくさんあがってきていますね。

囚人は実験台として恰好の材料となりうるでしょう。今回の北朝鮮側の説明は明らかに嘘であり、オットー氏が何らかの事件に巻き込まれたことは明らかです。

 

どんな可能性でも否定できないところがこの国の恐ろしいところでもあります。

 

北朝鮮側がオットー氏の命を奪ったのは明らかです。おそらく、日本の拉致事件同様に、これからも真実は明らかにされないでしょう。

 

だからといって、真実を追求することを止めてはいけません。このネットの発達した時代において、どこで、どのように真実が明らかになるかは分からないですから。

オットー氏の両親は、息子の状態にも関わらず、最後は表情が穏やかになったこと、家族のもとに帰ってこれたことがせめてもの救いだったと表明しています。

最後に

今回の事件が、アメリカ国内で波紋を呼ぶことは間違いなさそうです。現在、北朝鮮に拘束されているアメリカ人は3人。この3人についても、今後どのような処遇になるのか、そして本当に無事でいるのか疑わしいところでもあります。

この事件で、アメリカと北朝鮮二国間の関係がさらに悪化しそうですが、トランプ政権がどう出るのか注目しつつ、亡くなられたオットー氏の冥福と、ご家族にお悔やみを申し上げます。

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