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自律神経失調症について

自律神経失調症になってしまったら-対策など

投稿日:2017年1月19日 更新日:

 

自律神経失調症になってしまったら、どうすればいいでしょうか。この症状は自分が感じている症状と、診断が一致しないという不可解な経験をします。それ故に、何をしたらいいのか戸惑う人もたくさんいらっしゃると思います。

今回は、私の場合はどのようなことをしたかということを書きたいと思います。

 

回復には長い時間が必要であると理解する

まず、自律神経失調症と診断されたら、すぐに治るものではない事を覚悟しなくてはいけません。それは、三ヶ月かもしれませんし、1年以上かかるかもしれません。とにかく回復までに長い時間がかかるのだ、ということを理解しておきましょう。

何かをすればすぐに治るという訳ではないために、苦しくて長い時間を耐え忍ぶ精神力が必要になります。気にするなと言われても、明らかに普通ではない症状が持続するので気にしないことなど不可能です。

病は気からと言いますが、心と体は一心同体です。体がおかしい時は心も弱ります。心がおかしくても体が変になります。

自律神経失調症は、長い時間が経過すれば必ず治ります。ただ、長い時間を要するので、その間何か良くなりそうなことをいろいろ試しながら、治していくことになるかと思います。

長い間不調に曝され続けると、人の心はどんどん弱っていきます。こんな時、どうしたらいいのでしょうか?

 

明らかにストレスが特定できる場合

明らかにストレスが特定できて、それが原因と考えられる時は、最も簡単かもしれません。その原因となるストレスを早急に取り除きましょう。

ストレスは、早く取り除くほど早く回復につながります。

一番厄介なのは、ストレスも感じていないし、原因が明確に分からない時です。私の場合がこれでした。そういう方は、生まれつきの体質というのも
あるかもしれませんので、子供時代から今まで同じようなことがなかったか振り返ってみましょう。

 

 

 

ストレスが特定できない場合、どうすればいいか?

ストレスが特定できない場合、もう仕方がありません。原因究明にいつまでも時間を費やすのは止めて、回復することにフォーカスしましょう。

仕事がある場合はどうする?

お仕事をしている人は、休職しようか悩むところだと思います。

私は当時、休職も考えました。でも私の場合、会社での人間関係は特に問題なく、職場のストレスもありませんでした。

それに土日になっても体調が良くなるということもなかったので、休職しても体が良くなるとは思えませんでした。

家で休んでいても苦しい、仕事に来ていても具合がわるいけれど、家にいても具合は良くならない。この2つが変わらないのならば、働いていたほうがまだマシだと思いました。

 

家にいれば楽ですが、生活が乱れてしまいがちになるし、甘えから何もできなくなって自分がダメになってしまう気がしたんです。

今までの生活のリズムを崩してしまったら、本当に廃人のようになってしまうのではというのが怖かったです。

会社にいれば見られてますので、きちんとせざるを得ないし、ある程度規則正しい生活も送れます。さらに、仕事をしている時は気がまぎれるので、1日具合が悪い事に頭を集中させなくても済みます。

そういったことから、休職はせずに仕事をつづける事を選択しました。確かに体はきつかったです。座っているのもつらい時もありましたし、途中で具合が悪くなって駅で休みながら帰宅したこともありました。デパスを飲まないとやはり仕事にはなりませんでしたので、デパスの力を借りて、なんとか仕事を続けていました。

ただ、これは人それぞれだと思います。連日残業ばかりで忙しくて休めない、責任ある地位にいる、などという方はそれだけでストレスになり、回復が遅れてしまうかもしれません。

私は忙しくもなく、責任ある立場にいたわけではないので、仕事を続けることができたのだと思います。

 

少し良くなってきてから運動を始める

自立神経失調症には運動が効果的と言われますが、正直、具合が悪い時はとても運動できるような状態ではありませんよね。

そのような時は無理をせずに、少し良くなってきてから運動を始めましょう。

私は、ある程度良くなってきてからは、水泳を始めました。やはり、運動すると気分がポジティブに変わるだけでなく回復が加速する気がします。

 

無理やり気晴らしをする。人に会う。どこかに出かける。

具合が悪くて、気晴らしなどできる状況ではなかったのですが、私は気晴らしを義務として自分に課していました。

休日は家に籠っているとやることもあまりなく、具合が悪い事ばかり考えてしまい、気が滅入ってしまいました。

かといって、出かけるには体がつらすぎるのですが、無理やり外に外出するようにしていました。ほとんど気力だけで外出してました。

体がつらくてたまらない時は、デパスを飲んででも外出をしていました。

外出することを強制的に自分に課していたと言ってもいいでしょう。

外出して、お店の商品を見たり、人に会って話しをしたりしていると、その間だけは体のことを考えずに済みます。そういう時間を無理やり作る為に外出をするようにしていました。

 

普段の日常生活のリズムは絶対に崩さない

具合が悪いと家事ができなくなったり、普段している事ができなくなります。そういうことができなくなると、後はどんどんダメになっていきます。

私は歯を食いしばってでも家事をしました。できなくても、無理やりやるんです。

やらないとお前を明日ワニのエサにするぞ、と言われたらきっとどんな人でもやりますよね?

そのような気概で家事をしていました。とにかく、家事など日常の今までしていた事は絶対に崩さずに持続しなければいけないと自分に言い聞かせ追い込みました。

 

考えすぎない。徹底的に無視をする。

うつ病なんじゃないか。うつになったらどうしよう。一体いつになったら治るんだろう。

このままでは一生治らずに死ぬんじゃないか。何か発見されていない重篤な病気にかかっているんじゃないか。

一体この苦しさをどうすればいいのか。早く良くなりたい。なんで自分だけこんなに具合が悪いのか。

心はいろいろなノイズを発してきます。これらの自分に都合の悪いノイズは相手にせず、徹底的に無視するに限ります。

これは私の想像の世界ですが、自分の中には第一の扉、第二の扉、そして最後の砦があります。

第一の扉は表面的な扉です。ここを開けられても少しダメージを受ける程度で数日で回復します。

第二の扉は肉体の扉です。ここを開けられると、肉体がダメージを受けます。回復には時間がかかります。

最後の砦は精神の扉です。ここを開けられると肉体と精神すべてが崩壊します。

想定するに、うつ状態とはこの最後の砦も破られた状態です。当時の私の状態は第2の扉を開けられた状態と仮定しました。

ノイズはいろいろな事を言って、最後の砦を開けようとしてきます。でもこの声に屈したらすべてが崩壊するので守り抜かなくてはいけません。ノイズが入る度に、私はそれらに向かって言いました。

最後の砦だけは絶対に、絶対に明け渡さない!負けてたまるか。私は最後の砦だけは守り抜く。

その声が効いたのか、結局最後の砦を破られることはありませんでした。

 

こうして見ていくと、私には無理やりにでも何かをやるということが良かったようです。

通常ならば、休息が必要とされていますが、私は敢えてそれをせずに今までの生活を崩さないということを優先しました。とにかく必死でしたが、私には功を奏したようです。

 

最後に

今回は、自律神経失調症になってしまったら、その対策など参考になりそうなことを書きましたが、上記の対策は私には功を奏しましたが、性格や環境などもありますので、誰にでも当てはまるとは限りません。

こういう時はゆっくり休んだほうが私には良いとか、本当に人それぞれで正解はありません。自分の性格や環境をよく考えた上で、最良の選択ができることを祈っています。

-自律神経失調症について

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