2016年今年の一皿に、パクチーが選ばれたことは記憶に新しいと思います。パクチーは数年前までは、あまり知名度のないハーブでしたが、ここ最近のパクチーブームには目を見張るものがあります。
今回は、東京世田谷のパクチーハウスで何年か前に作ってもらった、特製パクチーケーキを思い出しながら、その味を再現するレシピを紹介しますね。
パクチーハウスとは?
東京の世田谷、小田急線の経堂という駅を降りて、商店街を歩いていくとパクチーハウスはあります。全メニューがパクチーという、パクチー好きに多大な支持を得ているお店です。連日パクチー好き?というか、パクチー狂と呼んでもよいお客さんたちで大盛況です。
私が行った当時は、パクチーケーキを頼むには、事前予約が必要でした。
ケーキはカットケーキではなく、ホールケーキになります。
特注なので、メニューにもなかったと記憶しています。
このケーキの注文が入ると、パクチーの歌というのも当日歌ってくれます。
どうやら、このお店のオリジナルソングのようです。
作り方
材料 (甘さ控えめのレシピです。)
パクチー ケーキに載せたいだけご用意下さい。(なるべくたくさん!)
小麦粉 100g
卵 2個
砂糖 40g
バターまたは食用油 25cc
生クリーム
ベーキングパウダー 小さじ1
きゅうい 2-3個
お好きなジャム、ソース、シロップ等 適量
*スポンジ台を手作りするのが面倒な人は、スポンジケーキの台を買って下さい。
1.卵に砂糖を加え、ハンドミキサーでメレンゲ状になるまで混ぜます。
2.1にバターまたは食用油を加えてさっくり混ぜます。
3.小麦粉とベーキングパウダーは一緒に混ぜてふるっておきます。
4.2に3を投入してさっくり混ぜ合わせます。
5.スポンジケーキ型に生地を流し入れ、180度で予熱したオーブンで18〜20分焼きます。(レンジにより調整してください。)
6.オーブンでスポンジを焼いている間、キウイを半分に切りさらに薄切りにします。パクチーは茎の部分を除いて葉だけにします。
7.スポンジが出来上がり、冷めたら真ん中を横に切り、お好きなジャムやソース、シロップを両面に塗ります。
8.さらにその上に泡立てた生クリームを塗り、キュウイを敷き詰めます。
9.真ん中のフィリングが完成したら、外側一面に生クリームを塗っていきます。
10.生クリームでコーティングしたら、ケーキのトップにもキュウイを敷き詰めます。
11.さらにキュウイの上に、切ったパクチーを敷き詰めていきます。ケーキの側面忘れずにパクチーを貼っていって下さい。
これでパクチーケーキのできあがりです!
スポンジをふわふわにするコツ:
小麦粉を混ぜすぎてしまうと、スポンジが膨らみません。メレンゲの状態を維持するように、空気を含ませてさっくり混ぜて下さい。泡だて器を横方向にカシャカシャやるのではなく、縦方向に動かして、生地を持ち上げて叩きつけるというのを繰り返します。
*実際は店舗ではパクチーペーストを使っているのですが、作り方が不明なため、ここでは市販のシロップで代用しています。スポンジにもパクチーが入っていたような気がしますが、ここではノーマルなスポンジにしました。
まとめ
如何でしたでしょうか?本日は、パクチーケーキの作り方をお届けしました。
生クリームにパクチーっていう組み合わせ、味はどうなの?
と思うかもしれませんが、生クリームの甘みと、キュウイの酸味、
そしてパクチーの何とも言えないハーブ感が見事にマッチしていて、とても美味しかったです。パクチーは何にでも合いますね。
甘さ控えめにするところがミソです。
変り種ケーキとしてとても面白いと思います。パクチーパーティーに、パクチー好きのお友達に作ってあげて下さいね。